「気候風土」について
日本は、四方を海に囲まれた湿気の多い島国です。 また”瑞穂(みずみずしい稲の穂)の国”とも言われるように稲作に適しております。 その為、日本人は昔から米を水でふやかして食べてきた菜食・粒食民族です。
一方、欧米人は乾燥した大陸に住んでいます。 乾燥した土地には麦が適しております。 その為、麦から作られるパン食(粉食)で、肉類が豊富であった為、肉食・粉食民族です。
このように欧米と比べると、日本は湿度が高く、体に水分をため込みやすい気候風土と言えます。
「食」について
日本と欧米とでは気候風土が大きく異なります。 その為日本の気候風土に合わせた”食べ方”が必要です。
塩はミネラルバランスのとれた自然海塩を摂って、腎を守り、体の負担の軽い尿という形で水分を体から排泄しましょう。
たんぱく質、特にお肉を摂る時は、スパイスも一緒に摂って消化をスムーズにし、大腸の働きを活発にして、便通を正常にしましょう。
また、天然の自然酢や梅干しを日々の食生活にとり入れ、肝臓を守りましょう。
「漢方薬」について
漢方薬は人間が食べる食べ物からはじまりました。中国では約2000年前から草根木皮を食べたり、飲んで味わい、人体実験でその作用を収録して、漢方薬のもとをつくりました。
健康を維持し病気にならないようにするのは食べ物ですが、体調のバランスが失調し病気になる一歩手前からは漢方薬の出番となります。
食養と漢方薬の併用で健康な心身を取り戻しましょう。
微力ではございますが、お手伝いをさせていただきます。